BUNNY-DE$IGN.com
2007-02-23T22:42:33+09:00
BUNNY-DESIGN
オーストラリアでのんびりデザイン生活。
Excite Blog
もはや日記書くってレベルじゃねーぞ。
http://bdesign.exblog.jp/5213697/
2007-02-23T22:42:32+09:00
2007-02-23T22:42:33+09:00
2007-02-23T22:42:33+09:00
BUNNY-DESIGN
お知らせ。
只今ブログを更新している暇が御座いません。
やる事多過ぎ。
でも毎日充実はしてます。]]>
budding - japanese exhibition -。
http://bdesign.exblog.jp/3984882/
2006-08-14T02:43:29+09:00
2006-08-14T02:43:29+09:00
2006-08-14T02:43:29+09:00
BUNNY-DESIGN
お知らせ。
ここから
始まる
ここから
芽生える
produced by
shinobu
yoshiko
atsuko
michiyo
asami
yuki
taka
madoka
jumpei
shogo
soyo
aya
tomoe
ken
hiromi
and
hiro & predrag
At corner of Central TAFE Art Gallery, 12 Aberdeen Street, Perth WA
Opening days : 12 - 20 August 2006
Opening hours : Monday - Saturday 12:00 - 5:00, Sunday closed
今、ここから。]]>
卒業制作日記。 (hana coffee table編) -壱-
http://bdesign.exblog.jp/3895521/
2006-07-29T04:41:00+09:00
2006-07-29T05:16:08+09:00
2006-07-29T04:41:13+09:00
BUNNY-DESIGN
卒業制作のために造った。
いい感じで毎日忙しく、色々な経験をさせて頂いております。
どうも、ボクです。
さて、今年でカレッジの方を卒業と言う事で
今年最大のイベント・卒業制作発表までじっくりとカウントダウンが進んでいます。
時間がある時にでもその作品でも公開すんべーと思って早半年。
とりあえずですがゆっくりじっくりのんびりと製作過程をアップしていきたいと思います。
今年卒業制作用に製作しているプロダクトは全部で4点。
その中の一つでただ今製作中の
hana -coffee table-
のデザイン・製作過程を乗せていきたいと思います。
さて、デザインにあたってまずしなければ行けないのがブリーフの製作です。
『ブリーフ』なんてカッコイイ呼び方しちゃってますが
簡単に言っちゃえば『なんでコレ、デザインしようと思ったか説明するよー』ってな事です。
今回のコーヒーテーブルをデザインする前にボクの頭にあったイメージはこうです。
・パッと見、何が何だか判らんモンが造りたい。
・『家具』としてのテーブルではなく『機能的なアート・ピース』としてデザインしたい。
・輸送コストの面を配慮し、フラットパック・ノックダウンシステムの採用。
・コンシューマーを配慮し、組み立て時に道具を不必要としたデザイン。
・又、組み立て時にコンシューマーが楽しめるように『パズル』的要素を取り入れる。
三つ目の『フラットパック・ノックダウンシステム』とは大手スウェーデン家具メーカー・IKEAが好んで使っている方法で
出荷時に家具が組み立ててあるとかさばって一度に多くの数を出荷できないので
あらかじめ組み立てない状態で限りなく薄くパッケージし、それにより出荷時の輸送コストを激減できるという素晴らしいシステムです。
それを購入したお客さんがご自宅で初めて組み立てて家具になるという訳。
一見説明だけだと簡単そうだけど、上の条件を全て満たした状態でデザインをするってーと
話は違ってくるのよー。
実際デザイン過程で何度も挫折しようと思ったことか。。。
そんなわけで、デザイン初期のラフ・コンセプトはこんな感じでした。
時には扇をモチーフにした折りたたみ式のデザインだったり。。。
時には何枚もの紙を折りたたんで出来るデザインだったり。。。
時には『開く』と『閉じる』の動作で形を成すデザインだったり。。。
最終的には薄いシートを曲げて出来上がる強度でテーブル全体を支えるというアイデアで固まりそうです。
ここで一言いっておくけどなーぁ
絵のウマさとアイデアの良さはこの際関係ないんだからなーっ!
絵が下手だからってデザインが悪いとは限らないんだーいっ!!
ばーかばーかっ!!(コンプレックス)
-弐-に続く。]]>
チームTシャツ。 -肆-
http://bdesign.exblog.jp/3241999/
2006-04-17T04:06:27+09:00
2006-04-17T04:06:27+09:00
2006-04-17T04:06:27+09:00
BUNNY-DESIGN
欲しいから造った。
ここまではうちらのチームメイトおよびTシャツ購入者の方々はご存知なのですが。。。
さて、ここからはチームの極一部の方々にしか提案しなかった
作ろうとしていた第3のデザイン案です。
そう、実の所もう一つデザインがあったのです。
そのデザインとは。。。
実際にJASRACの選手としてプレーしている人だけが購入を許されたデザイン。
実際試合に出てる人は、見えない所でもきっと色々と努力をしているので(自分は除く)
その人達用にもう一つ特別なモノを用意しよう、というのが考えでした。
その幻のデザイン(大げさ)とは。。。こちら↓
FRONT VIEW
BACK VIEW
そう、デザインのアイデアとしては
選手の背番号と名前(ローマ字&漢字)をプリントしたTシャツを一人一人に作ろうという計画。
が、しかし、現実はそう甘くなかったのです。。。
まず第一にプリントが難しい点。
↑上のデザインを見ての通り、大きなロゴがTシャツの側面にプリントされていますが
これが従来のスクリーンプリントの工程ではかなり困難と言うわけです。
なぜなら本来、プリントをする時はTシャツを特殊な型にはめてからインクを刷る訳ですが
プロセス上、この工程はフロント又はバックからしか出来ないんです。
つまりあれだ、Tシャツ側面からプリント出来ないって訳だ。
そりゃ、かなり特殊なマシーン使ったら出来るかもしれないけど
少なくともそこの工場じゃ出来ませんでした。
で結局、側面の大きなロゴのスクリーンを中央で別けて
そこを何とかフロントとバックからプリント出来ないもんかねぇーと頼んでみる。
結果から言っちゃうと作れたんですよー。
ちゃんとサンプル版も上がったんですよー。
でもそこでもう一つの問題が。。。
第二にプリントのコストが半端なく跳ね上がると言う点。
前と後ろからそれぞれプリントをするという事はですねー、
つまり必要なスクリーンの数も二倍
作業の量も二倍
結果、料金も二倍という事なのですよ。
それをさらに一つ一つ違う名前で作るって言ったら
工場の人からこういう答えが返ってきました。。。
『。。。一枚作るのに$100以上掛かるけど。。。本気で作るの?』
さすがにそんなお高いTシャツを作る気にはなれませんでした。。。
ムリムリムリィーーー。
高い。
高すぎる。
結局、このTシャツのメンバー全員分の製作&発注と言ったあまりにもお金の掛かる無謀な挑戦は幕を閉じたのでした。
まぁ、こんな感じでチームTシャツを作った時の裏話も幕を閉じようかと思う
はずもなく、
はい、ここからはこのTシャツのデザインを手がけた自分自身しかしらないお話ですよー。
今だから言える話なのですが、
もし上記のデザインのTシャツがメンバー分出来てたとしましょう。
その上で、ぶっちゃけさらにもう一つの企みがあったのです。。。
その本当に幻となった真の企みとは。。。↓
FRONT VIEW
BACK VIEW
そう、さらに自分だけ別カラーバージョンのTシャツを作るという野望。
それで『あれー、何でお前だけ色違うんだよー。』とか言われちゃったりして。
それでそれで『自分がデザインしたから、自分だけちょっと特別扱いだよ、フフフ♪』とか言っちゃったりして。
とりあえず、そんな事妄想し出すあたりがまだまだオコチャマでござーい(←今年で23歳)。
まぁまぁ、そんなこんなで色んな事がありましたが結果的には色々な勉強になりました。
今回のデザイン→発注のプロセスで一番身にしみた事は
セルフ・プロデュースのデザインは自分に負担が掛かる
という点です。
精神的にもですが金銭的な事が特に。
今回の発注で、初回発注数が90枚弱だったのですが
そのコストが一括現金払いのみだったので来月の生活費+αで払いました。
掛かったトータルコストが$1500弱、一枚あたりのTシャツのコストが$18弱。
友達がそこの工場で働いていた事もあってか
当初の予定では一枚$10前後で作れるという話だったのですが、
まさか90枚も発注するとは思っていなかったらしく、泣く泣く正式なカスタマーとして発注する事になりました。
それで正式な卸価格が$18弱と聞いたとき、本当に悩んだのを憶えています。
なぜなら皆には$10で作れると言ってしまったからです。
悩んだ結果、一枚$12で皆に渡して、残りの差額は自腹で。。。と考えていたのですが。。。計算してみるとその差額は自分の月の生活費の3分2くらいだと分かり諦めました。
せめてもの償いとして、スクリーンプリントとサンプルを上げるために必要だったコストは自腹で何とか抑える事ができたのですが。。。
結果としては思っていた以上の金額のTシャツになってしまいましたが、皆それぞれ気に入ってくれてとても嬉しかったです。
自腹で賄った事実を言わなくても、メンバーの中には
『お前、そのままの値段じゃなくて一枚$20で皆に渡したらちょっとは足しになるんじゃない?時間割いてまでひとりで頑張ったんだし、デザイン料とか考えたらそれでも安いくらいだよ。』
と言ってくれた人もいました。
その言葉に、本当に本当に救われました。
ありがとう、K。
ですが残念な事にそう言った人ばかりではありません。
中には
『今回Tシャツで一体お前いくら儲けたんだー?』
とか色々と言って来た人々もいました。
デザインをする上で
何かを作る上で
一番心痛い、言われたくない言葉だと自分は思います。
感謝されたいがために今回のデザインを引き受けた訳ではありませんが
嫌味を言われるために引き受けた訳でもありません。
正直皆が喜んでくれると、本当に作って良かったなぁーと心から思うんです。
なので今回の件で、本当の意味でチーム全員を満足されられなかった事を今でも後悔しています。
そう言った意味で今回のチームTシャツのセルフ・プロデュースでは
本当に多くの事を学んだと思いました。
この経験が次のデザインに生かせる事を願っています。
次こそは本当の意味で皆を満足させられるモノを。。。]]>
チームTシャツ。 -参-
http://bdesign.exblog.jp/3234633/
2006-04-16T04:16:00+09:00
2006-04-16T06:31:36+09:00
2006-04-16T06:31:36+09:00
BUNNY-DESIGN
欲しいから造った。
それは。。。
ちょっとTシャツのデザインがコア過ぎる点。
別にバスケのアップTシャツとして使う分には全然問題ないのよー、
チームメンバー全員男だしさー。
でもせっかくJASRAC以外の人も金曜一緒にバスケしてるんだし、
そして何よりプレーヤー以外にこのチームを支えてくれてる人や応援してくれる人がいるからなーと悩み、その結果。。。
だったら他の人も手軽に着れそうなユニセックス版のデザインも考えてしまえ、と。
その人達が本当に欲しがるかどうかはまず置いといて
本当は自分が普段でも着れるようなデザインのTシャツが欲しかったので(←むしろこっちがメイン)。
でだ、出来たデザイン(その2)はこちらーっ↓
FRONT VIEW
BACK VIEW
バックプリントには『 I Love BB 』と『 I Love JRC 』とプリントされてます。
BBとは Basket Ball の略,
JRCとはもちろん JASRAC の略でござーい。
はい、ここでこのデザインにピンと来た人、
あなたは相当のシノバニ・フリークですっ!!(←勘違い)
知っている人は知っている、
知らない人は知らない、
今だから言えるこのデザインの裏エピソードっ!!
実を言っちゃうとこのTシャツのデザインは前々からある程度考えていたものだったのです。
。。。ただし自分のロゴを使って。
その証拠に、このものづくりブログが出来てからずっと代わっていないプロフィールの写真を
もう一度良く見てみて下さい。
そう、コイツを。。。↓
ま、なんて言うか、まぁそういう事だよ諸君(←タバコを吸いながら)。
何を隠そうこのTシャツのデザインは↑の自分用に作ったロゴの流用品だったんです。
その証拠に、このロゴでは『 I Love ORG』、『 I Love BNY』となっています。
勘の良い人は分かると思いますが
ORGとは ORANGE の略、
そしてBNYとはもちろん BUNNY の略です。
ごめんなさい、ごめんなさい、手ぇ抜いて大変申し訳ございませんでした。。。
で、話を元に戻してだーぁ、
実物の出来上がった感じはこちらです↓
FRONT VIEW
BACK VIEW
なんて言うか予想以上に反響が有り、皆こっちのデザイン方のが始めのデザインより気に入ってくれてた様に思えます。
中には普通に普段着として学校に来て行ったりしてた人も居た様で、そのTシャツを見たその友達の知人からも注文が来たくらいです。
さらに言っちゃうと、
このTシャツのプリントを頼んだ工場の人達やそこの社長さんからも大変反響があり
渡したデザインデータから勝手に自分達用にこのTシャツを作ってた模様です。
。。。それって。。。法律的にありなの??
-肆-に続く。]]>
チームTシャツ。 -弐-
http://bdesign.exblog.jp/3234411/
2006-04-15T02:16:00+09:00
2006-04-16T03:57:15+09:00
2006-04-16T03:57:15+09:00
BUNNY-DESIGN
欲しいから造った。
で、前回から話を戻すとうちらの豪州産邦人バスケチーム(+α)JASRACが出来上がってから早3年半、チームロゴが出来上がってから早2年半の月日が流れ、やっと重い腰を上げ
『じゃ、うちのチームTシャツ作んべ』
と言う話が本格的なものとなって来たのです。
が、しかーしっ!!
チームロゴ(これを使うとして)は有るとして
Tシャツのデザインが無い。 → 無いならデザインするしかない。
誰が? → このロゴの製作者が。
発注は? → そこんとこもヨロシク。
。。。
答え → ロゴ製作者がデザインから発注まで手がける。
結果としては色々な事が学べてとても楽しかったのですが、如何せんやる事がありすぎる。。。
ってな訳で早速Tシャツを作ってくれるスクリーンプリント工場に視察へ。
そこで大体のコスト、ベース生地、使えるインクの色、最小発注数等を話て来ました。
文で書くと一行だけど、↑これを決めるだけで3週間くらい掛かったんだからなー。
何回も工場訪ねて話聞きに行ったしさー。
そんなこんなで工場の人からのアドバイスなどを大体頭に入れ、後はTシャツのデザインを考えるだけっ!!
で、徹夜の甲斐もあってか何とかデザイン案提出日当日に完成っ!!
そして出来たのはこちらだーっ↓
FRONT VIEW
BACK VIEW
とりあえず思いっきりダークなデザインにしてやりましたが、何か?
オージーのチームの連中にナメられては困るので
『おめぇら、目ぇかっぽじって俺らのサムライ・スピリッツ良く拝んどけよーっ!』
的なメッセージを込めました。
イメージ的には武士道とか侍とか。
文字は刀でスパっと切られてる様な感じ。
さらにノリノリで返り血なんぞ浴びてみる。
そんなデザインのマッドTシャツ バスケチームTシャツ、作っちゃいました(←自己満足)。
-参-に続く。]]>
お知らせ。。。その1。
http://bdesign.exblog.jp/3231163/
2006-04-14T19:34:00+09:00
2006-04-15T20:05:39+09:00
2006-04-15T20:05:39+09:00
BUNNY-DESIGN
お知らせ。
せっかくブックマークをして頂いていた方々、申し訳ございません。
さて、では何故思いついたかのようにいきなりまた更新をしたかというと、ただ今ここオーストラリアはEaster Holidayだからです。
Easter Holiday=そこまで忙しくない。
そんな訳で、のんびりとですが更新出来る時に更新したいと思います。
あ、ちなみにですねー、こちらのひとりごとブログの方はこのものづくりブログよりも頻繁に更新しているので良かったらのぞいて見てくださいね。
こちらのブログでは私生活での日記が主ですのでものづくりに携わる方には少し退屈かもしれませんが、学校のプロジェクトで造った作品はこちらのブログのカテゴリ【モノデザイン。】の方に多々乗せる事が在りますのでもしかしたら楽しめるかも知れません。
それと、今オーストラリアがEaster Holiday中なので、休み中はブログのトップをイースターっぽいモノに変えて置きたいと思います(笑)。
それでは豪州在住の方も日本在住もHave a great time☆]]>
チームTシャツ。 -壱-
http://bdesign.exblog.jp/2048839/
2005-12-01T14:46:00+09:00
2006-04-15T19:32:22+09:00
2005-12-01T14:46:15+09:00
BUNNY-DESIGN
欲しいから造った。
もう大分御なじみにした なったうちのバスケットボールチーム「JASRAC」のロゴ。
このロゴを使って今回Tシャツを作る事になりました。
ちょっと見た感じナ〇キのパクリじゃない??ってのは無しで。。。
だってそんな事言ったらこのチーム名事態使ったらやばいじゃんっ!
その理由を語るのはまずチーム設立当時の話をしなくては。
もともとこの日本人バスケチームJASRACが出来たのは
さかのぼる事2002年の8月。
その設立当時のメンバーは。。。
#00: Yoshio Nakamuro
# 4: Takahiro Yoshimi
# 7: Shinobu Kobayashi
# 9: Takaaki Yamada
#11: Teppei Ikeda
#13: Hideto Ikawa
すべての歴史はこの6人で始まりました。。。
その当時、このチームはシーズン途中登録と言う事でさっさとチーム名決めて登録しろ!
とリーグ主催者側から言われておりました。
で、その時のキャプテンが# 04 のTakaさんだったので。。。
「TAKA'S TEAM」
「TEAM TAKA」
と言う何とも安易なチーム名候補が挙がりました。
。
。。
。。。
。。。ダサい、ダサ過ぎる。。。
つーかTakaさんが抜けたらその後名前どーなんだよ、おい。。。
あまりにもこれじゃダサくないかーー??って事で、何が良いか考えながら何気なくCDを眺めてみると。。。こ、これだーーーーー!!
そう、もうお分かりだと思います。
うちらのバスケチーム名「JASRAC」とは
JApanese Society for Rights of Authors, Composers and Publishers
の略、つまり言い換えると
日本音楽著作権協会の事。
これってあれね。
小林亜星が訴えられたやつね。
それそのまま使ってるだけね。
バスケと何も関係ないね。
名前が何となくカッコよかったのでチーム名として決定(2002年8月)。
-弐-に続く。]]>
木製ペンケース。 -伍-
http://bdesign.exblog.jp/1897473/
2005-09-26T01:53:00+09:00
2005-11-18T03:52:46+09:00
2005-11-18T03:52:46+09:00
BUNNY-DESIGN
誰かのために造った。
まぁ気が向いたときにのんびり更新っ♪がもっとう何で良いんだけどさー。。。
ってな訳で前回の続き。
ティンバーの表面に擦り込んだワックスが乾いたので、
いよいよ組み立てて完成っ!!
そして組み立てて出来たのはこちら。
真上から見ると。。。
フロスティ加工のアクリルからうっすら中のアルミペンが見えるのかポイント。
なんか蛍光灯みたいで良いかも。
そしてこの蓋を横にスライドさせると。。。
例のこいつが出てきます。
そう、これは前もって造っておいたカプセルペン。
形だけじゃないのでちゃんとペンとして使えますー。
インクニブも取替え式なので丁寧に使えば無印良品さんが潰れない限り 一生使えるはず。
この上からラッピングとしてクリアーのポリプロパリンを巻いて蓋が勝手に開かないようにしてからラッピング。
これを持ってTさんが待つ空港に向かう。
空港に向かうともう自分達以外のバスケ仲間が集まっていた。
Tさんの様子を見ると、2年前のそれと同じだった。
なにかそわそわとテンパッている感じが見て感じ取れた。
そんなTさんを見たとたん、あぁやっぱり帰ってしまうんだなぁとふと現実に戻された。
これが最後じゃないけれど
多分当分は会うことは無いだろう。
そう思った途端、今まで彼と話した事・過ごした時間が脳裏に過ぎる。
バスケの事。
釣りの事。
ガン・シューティングの事。
恋愛の事や将来の事。
もっと何か話したかった。
でも何も話せなかった。
「出会帳にもう一回なんか書いて」
やっと言えた一言。
「あとこれ造ったから。。。」
いつもの様に愛想無くぶっきら棒にこいつを手渡した。
もうこれ以上何も言えなかった。
言ったら泣くと思ったから。
「ありがとう、大事にするわ」
彼の関西なまりの返事。
これがより言葉の暖かさを強調していた。
「テンパって何書いたら良いかわからんわー」
自分の出会帳を見つめながら彼は言った。
いよいよTさんが出国ゲートを通る時間。
Tさんはバスケ仲間一人ずつお別れの言葉と握手をしていた。
何も言わなくてもお互い何かを悟ったかの様に
彼は最後に自分にお別れの言葉と握手をした。
彼は二年前のこの時涙を流していました。
だけど今回はそれを耐えていた様子だった。
自分も今にも泣きそうだったか、それを堪えた。
Tさんが涙を耐えた理由、自分が涙を耐えた理由
きっとそれは同じなんだと思う。
彼は2年前はこのバスケグループでも若い方。
自分なんか最年少だった。
でも今回はお互い状況が違う。
彼はこのJASRACの年上として
そして今までチームを引っ張って来たキャプテンとして
またこれから一人の大人として飛び立たなきゃいけない。
自分はもうこのバスケグループじゃ最年少じゃないし
これからチームを影で引っ張っていかなきゃならない。
お互い泣くに泣けない状況だった。
そして彼は振り向く事無くゲートに去っていった。
2年前のそれとは明らかに違う
凛とした後姿の大人のTさんがそこには確かに居た。
家に着いてから悲しい余韻に浸りながら出会帳のページをめくる。
すると。。。
「渋いな俺」
と書いてあった。
思わず吹いてしまった。
この約4年間パース生活の中で
多くの人と出会いが有りました。
そのなかでもTさんとはバスケで知り合って以来ずっとの仲でした。
話していると3つも年上とは思えないくらいですが
いざという時はきちんと意見を言ってくれるそんな人。
こんな兄貴が自分に居たらなぁといつも思っていました。
自分は自分の気持ちを旨く言葉で表すことが出来ない人間。
嬉しい時
悲しい時
楽しい時
怒ってる時
そんな時は感情的に成り易くても言葉では旨く言ない。
だから何か「モノ」を造った。
言葉に代わる「何か」を。
自分の気持ちを表す「何か」を。
このギフトペンを通じて
自分の今までのTさんへの数え切れない感謝の気持ちが
少しでも伝わってくれると信じています。
それが自分の「モノヅクリ」の理由。
誰かのために「造る」理由。
そしてきっとこれからも。]]>
木製ペンケース。 -肆-
http://bdesign.exblog.jp/1430301/
2005-09-25T03:00:00+09:00
2005-10-14T04:18:18+09:00
2005-10-14T04:18:18+09:00
BUNNY-DESIGN
誰かのために造った。
そんなTさんが今日家にお茶をしに来た。
今までの事。
今何を思っているか。
この先の事。
ベランダでの最後の和やかな会話。
楽しかった分だけ、その後の悲しさに自分が絶えられるか不安だった。
そんな事を想っているうちに、Tさんは明日の帰国の準備をしなきゃいけなかったので家に帰っていった。
複雑な思いを他所に、自分にはやらなきゃいけない事がある。
だから作業を開始した。
モノヅクリってそういう事。
そんな所から次の行動の原動力が生まれてくるの。
まずは昨日サンディングを終えて置いた木製のベースにワックスを擦り込む作業。
コイツにワックスを擦り込むと。。。
こんな風にいい感じの色ツヤが出てくる。
ワックスを使った利点として
・木目、色ツヤが美しくなる
・湿気、ホコリ等から木自体を守る
が上げられる。
ワックスの他に、オイルを擦り込んだりもできる。
オイルの方が実はワックスよりも長持ちするため使いたかったのだが
オイルを使うと、塗った後丸一日は待たないと完全に乾いてくれない。
そのため乾燥時間のあまり掛からないワックスを今回使った。
ちなみに今回使ったワックスはこちら。
お次はアクリルの蓋の方。
昨日ワークショップでサンディングを済ませたものの
コレでは目が粗すぎるので。。。
耐水ペーパーで水磨き。
コイツをやると表面のザラザラ感がかなり変わってくる。
手が荒れるのは我慢。
そんな感じで400→800→1500の順に耐水ペーパーで磨いて行くと。。。
こんな感じにフロスティ風に仕上がる。
コイツを組み立てて。。。
ペンケースの出来上がり。
さらに蓋をスライドさせると。。。
パカっとね。
ちゃんと組み立てられるのを確認してからまたバラす。
何故ならワックスを乾かすのにまだまだ時間が掛かるから。
ワックスが乾いたらいよいよ組み立てて完成となる。
-伍-に続く。]]>
木製ペンケース。 -参-
http://bdesign.exblog.jp/1189805/
2005-09-24T02:16:00+09:00
2005-09-30T03:49:20+09:00
2005-09-30T03:49:20+09:00
BUNNY-DESIGN
誰かのために造った。
何ゆえ木製ベースの三角コーナーの一遍を削らずに残しておいたかと言うと。。。
元々ケースのカバーとケースが上の図のようにスライド式で開閉する仕組みなんだけど
スライドしっぱなしって何か気持ち悪かったんで三角コーナー一遍だけ残してストッパーを造ってみた。
デザイン的にも何かアクセントが出来て良さそうだったし。
蓋に使うのは10ミリのアクリル板。
こいつを必要なサイズに切ってから更に三角コーナーの一遍部分だけ切り落として。。。
先ほど造っておいたベース部分と重ねてしっかりマスキングテープで固定する。
で、ドリルプレスで穴あけ。
穴は写真でも分かる通り二段層に開けてあります。
どういう事かと言うと。。。
断面図で言うとこんな感じ。
最終的に要にメタルパーツを採用して固定しようって考えなんだけど
上の図の通り、穴を一段層しか開けないとメタルパーツのヘッド部分が上下に飛び出ててなんか不恰好なので、初めに開けた穴のさらに上下から3ミリ程深く一回りでかい穴を開ける事によってヘッド部分もペンケース本体にうずめる感じに出来る。
この方がるっくすくーる、るっくすくりーん。
さらにコイツをそのままラウター・テーブルに掛けて角々しかったケースに4ミリほどの丸みを付ける。
この方が持った時に手に馴染むし、何より見た目が優しくなるから。
。。。写真じゃあまり変わってないように見えるけどさぁ。。。(汗)
この後アクリルと木のケースをそれぞれ紙やすりでサンディング。
工房に自分一人しか居ないから電気ツールを使う事が出来ない(セーフティーのため)。
よって一つ一つ手で磨く。
一番地味で、尚且つ根気の要る作業。
地下の工房でぽつんと一人で必死にヤスリがけしている東洋人を見て
見回りのおっさんはどう思ってたなんて今となっては謎である。
気が付くと時計は5時45分を指してました。
この日は金曜日、バスケの練習の日。
そして来週月曜に返ってしまう大切な友達Tさんとの最後の金曜バスケの日。
昨日(木曜日)の釣りの帰りにTさんが『明日は遅れないでバスケ来いよ!』と言っていたのが妙に心に残っていました。
すぐに工房を掃除して家にバスケの着替えを取りに帰って体育館に直行。。。
それなのに、最後なのに、30分も遅れた事を心から悔やんでおります。
Tさんにとってバスケットが一番だったから最後は絶対遅れないで行こうと思っていただけに
自分の自己管理の出来無さが情けなくなります。
ホントにもう、何も言えねぇよ。。。
-肆-に続く。]]>
木製ペンケース。 -弐-
http://bdesign.exblog.jp/1155794/
2005-09-23T02:35:00+09:00
2005-09-28T04:12:46+09:00
2005-09-28T04:12:46+09:00
BUNNY-DESIGN
誰かのために造った。
今日中にワークショップで出来る事はすべてやって置かないと完成しません。
って事で朝早くワークショップ・イン。
もちろんエンジニアのエリック以外誰も居ません。。。当たり前かー、学校ホリデー中だし。
で、ペンケースのデザインを考えた。
考えた。。。って言うかもう既に考えてた。
あのアルミペンを作った直後から大体のデザインは決めてました。
材料何使うかも大体。
でも設計とか長さとかは全く決めてなかったんでそいつらを決めて。。。
大体の大きさにぶった切ります。
そしてペンケースのベースとなる木の部分を。。。
ミリング・マシーン(日本語で確か旋盤だったっけ?)でシャーシャーと右上の三角コーナーだけ残すように表面を削って行きます。
すると。。。
こんなんできた。
さらにこの機械の刃を先端の丸い刃に代えてペンを収納する凹みを削り出します。
こんな感じに。
さてこの続きはまた明日書きます。。。だって眠いんだもん。
-参-に続く。]]>
木製ペンケース。 -壱-
http://bdesign.exblog.jp/1154694/
2005-09-21T00:00:00+09:00
2005-09-28T01:47:24+09:00
2005-09-28T01:47:24+09:00
BUNNY-DESIGN
誰かのために造った。
ペンはもうすでに完成してはいたものの、そのまま渡すのは何だったので当初の予定通りギフトペンケースも造る事にした。
慌しかった学校が終わったのは21日の水曜日。
明日22日の木曜日はその『大切な仲間』と最後の思い出作りのためフリーマントルへ釣りに。
その『大切な仲間』は26日の月曜早朝にここパースを飛び立ってしまう。
ワークショップは土日の間は開いてない。
勝負は23日の金曜日。
この日しかない。
この日しか出来ない。
ここでこの人のために一肌脱げなければ
自分が『デザイナーの卵』だなんて
気安く『大切な仲間』だなんて
もう情けなくて呼べやしない。
言葉で気持ちを上手く表現出来ない
そんな自分。
だからこそ
誰かの為にモノを造る。
-弐-に続く。]]>
サーフボードペイント。 -伍-
http://bdesign.exblog.jp/505318/
2005-08-14T03:01:00+09:00
2005-08-14T04:26:31+09:00
2005-08-14T02:59:53+09:00
BUNNY-DESIGN
頼まれて造った。
この瞬間が一番緊張する。
思い通りにちゃんと色が乗ってるかドキドキ。。。
どどーん。
この瞬間が何とも言えない感動と興奮をもたらす。
予想していた以上に綺麗に仕上がってたのでちょっとビビる。
でもこれで終わりじゃないんよー。
最後にちょっとした文字を入れるために。。。
最後のマスキング。
そして。。。
軽くレッドのレイヤーを。
ここの場所だけはスプレー感を残したかったので少し距離を置いてスプレー。
すると淡いレイヤーになる。
そしてついに完成っ!!
<ボード表 / ボード裏>
これがペイント前のショートボードの様でした。
これが。。。
<ボード表>
<ボード裏>
このようになりましたっ。
夏の象徴である太陽をイメージさせるカラーリングでスプリッター迷彩柄。
そして真ん中には『NO WAVE, NO LIFE!!』の文字を。
さらには右下にさり気なーく自分の名前も入れてみた。
そんくらいは許してくらさい。
予想していた以上に良く出来上がってしまったので
ぶっちゃけ友達に返さないで
部屋にずっと飾っていたかったもまた事実。
で、このボードペイントを依頼した友達の反応はというと。。。
こんな風になるとは予想していなかったようで
すごーーく喜んでくれました。
てかすげービックリしてたなぁ、そういやぁ。
あんなに喜んでくれるとは思ってなかったので
こちらも自然と嬉しくなりました。
色々と考える点も有ったし
これからの教訓や反省もできた。
こんな機会をくれた友達に感謝したいです。
始める前は不安や緊張があったし
『人の依頼で何かをクリエイトする』という事が何よりも重かった。
失敗は許されないと言う事実の上での孤独な戦い。
こんなに『何かを造る』に対して期待されたのは
その時初めてだったし
経験もなかった。
今思えばこの『始まり』が今の自分を形作ったのかぁと思います。
この後またこのサーフボードとは一波乱有るんだけども
今でもこの依頼を受けて良かったと心から思います。]]>
サーフボードペイント。 -肆-
http://bdesign.exblog.jp/425305/
2005-08-07T01:27:39+09:00
2005-08-07T01:26:02+09:00
2005-08-07T01:26:02+09:00
BUNNY-DESIGN
頼まれて造った。
デザインにもよると思うけど、使う色が多ければ多いほどマスキングの回数が増えると思う。
こんな感じにマスキング。
これはこれで面白いテクスチャー。
何か雷みたい。
んで、その上からオレンジをスプレーでペイント。
これも三回ほどレイヤーを重ねた。
そしてまた乾くのに二日くらい待ってからマスキングする。
ペイント→乾燥→マスキング→ペイント。
地味だけど、一番大切な作業。
この繰り返し。
退屈だけど
忍耐。
最後に赤のレイヤーを三回。
で乾燥に入る。
ペイントをする上で忘れちゃいけないのが色を塗る順番。
薄い色→濃い色の順番で。
じゃないと色がちゃんと乗ってくれません。
このボードの場合はホワイト→ライトオレンジ→オレンジ→レッドの順で。
さーて、次回はいよいよペイント完成編っ!
-伍-に続く。]]>
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